ノーベル賞とICAN

2018/06/25
 
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「人生100年時代突入」という言葉を耳にするようになった。いきなりとは虫のいい話で現在10代の若者に照準を合わせ二人に一人が100歳を迎えるだろうという構想だ既に始まっているとも言われる。早い話が老後が長くなるということで様々な要因で元気に高齢化に向けて「副業・兼業の推進」が社会に取って顕著になっていく。筆者は70代に仲間入りしたが友人から「年寄りの自覚が足りない」と指摘されたことがある。捉えようでどうにでも解釈できるが中身のある年寄を目指すにはチャンスだと思っている。欲深くあと15年をそこそこ生かして戴くと考えるならばまだ青年期である。「人生死ぬまで勉強」と言われるが失敗を伴う貴重な時間だ。これまでの「教育」「勤労」「引退」という3ステージの人生から、「学びながら働く(学生起業)」、「働きながら学ぶ(リカレント教育)」、「複数の仕事や活動を並行して行う(副業・兼業)」、「自身のビジネスを始める(起業)」といった、様々なステージ人生を送るというのが、グラットン氏が言うLIEF SHIFT(ライフシフト)のようである。大いににもがき後世に残せる力を蓄えるために「いっときの恥」をかく道場としてこのブログを成就させたい。目指せエバーグリーンコンテンツ

終末時計

核戦争により地球が滅亡するまでの時間を表している考えの終末時計は0時を指すと滅亡と言われている。70年前に0時から7分前から始まり、1953年に東西冷戦で残り2分まで迫ったが、終結した1991年には17分まで戻された。今年は残り2分半まで迫っているという。理由はアメリカロシアの対立と北朝鮮の核開発。ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞受賞には世界へのメッセージが込められているという。

ノーベル平和賞受賞の背景を

NPT(核拡散防止条約 )の行き詰まりに痺れを切らし、段階的でなく一気に開発・保有・使用を禁止すべくICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)は「核兵器禁止条約」を設けた。実は過去にも禁止条約をつくろうとする流れはあった。実際にアメリカやロシアなどの核保有国や核に守られたヨーロッパの国々は核兵器を違法だとする条約には反対している。

今年のノーベル平和賞には理想と現実の2つのメッセージが込められている。ICANは核兵器廃絶を目指す国際NGOで、世界101の国と地域・468団体が連携し活動している。スイスとオーストラリアに事務所があり、中心メンバーは2、30代で核兵器禁止条約を目指している。4年前に始まり核兵器非難の国際会議を開き理解を広げ、条約が国連で採択された。核兵器禁止条約は核兵器の開発保有などは国際法で違法と定めることで廃絶のゴールを示している。ノーベル賞選考委員会は条約が1発の核弾頭廃棄にもつながらないとわかっていると述べている。

核保有国のアメリカ・イギリス・フランスの大使はこれをボイコットすると言われている。また今回の受賞は唯一の核被爆国の日本にとっては特別な重みがあるという。

また選考委員会はかつてないほど核兵器が再び使われるおそれがあり、北朝鮮のように核兵器を生産する国も増えている危険があると核廃絶の理想と現実がかけ離れていると指摘しているが、今回の賞は核兵器をなくしていくことを呼びかけるものであるという。ノーベル平和賞受賞者にはマザーテレサやネルソン・マンデラなど長年の功績に与えられるパターンと、バラク・オバマやEUなど期待のメッセージを込めたパターンを紹介した。

ICANは、核兵器の非人道性を世界へアピールすべく常に広島や長崎の被爆者と行動し、被爆者たちは条約実現に大きく貢献した。ただ一方で、核軍縮を巡る理想と現実の間で日本は非常に難しい立場にもある。日本政府は北朝鮮の脅威から国を防衛するためには、アメリカの核の力に頼らざるを得ないとして、条約に反対の立場。核軍縮の分野が受賞したことは歓迎しながらも「ICANの活動は日本政府のアプローチと異なる」としている。

ICANの受賞は実現不可能と言われた核兵器禁止条約の実現に力を尽くした功績と、国際社会が核軍縮に取り組むべきという世界へのメッセージがあったとみられる。ノーベル平和賞をICANに出さなくてはいけない現状は世界の核兵器を取り巻く状況を見ればわかるという。

1万5000発の核兵器

世界には東西冷戦時の4分の1に減ったが約1万5000発の核兵器があるという。アメリカやロシアなど5カ国は核兵器を持ち、第2次世界対戦戦勝国で国連安保理常任理事国という共通点がある。そして核保有国として国際社会が認めており力が集中している。これまで核軍縮は40年に渡りNPTで進められ、核保有国が核軍縮に向け誠実に交渉し、それ以外は核を持たないという義務があり、5年に1度条約を守っているか点検する会議をしている。ただ核保有国にやる気があるかにかかっており減速する可能性もある。さらに持とうとする国も増えてしまった。アメリカとロシアで世界の90%も保有している

タバコをくわえながらタバコをやめろと

1998年にインドとパキスタンも核実験を行い、イスラエルも核保有しイランなどと対立を招いた。そして北朝鮮はNPT脱退を宣言し核実験を繰り返している。世界で起きている様々な緊張と対立は核兵器がある場所と一致している.核保有国が増えた原因について、タバコをくわえながらタバコをやめろと言ってるようなものだと皮肉を込めて国際原子力機関のエルバラダイ氏はコメントしている。核兵器は持つことで有意に立てると信じられたからこそいきり立つ国も出てきている。

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「人生100年時代突入」という言葉を耳にするようになった。いきなりとは虫のいい話で現在10代の若者に照準を合わせ二人に一人が100歳を迎えるだろうという構想だ既に始まっているとも言われる。早い話が老後が長くなるということで様々な要因で元気に高齢化に向けて「副業・兼業の推進」が社会に取って顕著になっていく。筆者は70代に仲間入りしたが友人から「年寄りの自覚が足りない」と指摘されたことがある。捉えようでどうにでも解釈できるが中身のある年寄を目指すにはチャンスだと思っている。欲深くあと15年をそこそこ生かして戴くと考えるならばまだ青年期である。「人生死ぬまで勉強」と言われるが失敗を伴う貴重な時間だ。これまでの「教育」「勤労」「引退」という3ステージの人生から、「学びながら働く(学生起業)」、「働きながら学ぶ(リカレント教育)」、「複数の仕事や活動を並行して行う(副業・兼業)」、「自身のビジネスを始める(起業)」といった、様々なステージ人生を送るというのが、グラットン氏が言うLIEF SHIFT(ライフシフト)のようである。大いににもがき後世に残せる力を蓄えるために「いっときの恥」をかく道場としてこのブログを成就させたい。目指せエバーグリーンコンテンツ

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