いさりば

カフェイン中毒で救急搬送が増えている

救急搬送が急増!若者に広がる「カフェイン中毒」の実態

カフェインは身近な飲み物に多く入っている、コーヒー、緑茶、紅茶などお茶をはじめ、コーラやチョコレートにまで入っているくらい身近な存在。色々な所に入っている事を知っておくといい。

コーヒー1杯のカフェインの量

淹れ方や挽き方によって、カフェイン量は変わってくるが、
平均的なカフェイン量は80mgと言われてる。

カフェインの一日の摂取上限は

カフェイン飲料を飲む時に気をつけたい1日の上限は400mgと言われている。
これは日本の食品などの安全を守っている、(厚生労働省が発表)、
「健康な成人男性が400mg以内なら問題ない」

1杯のコーヒーにカフェイン含有量が80mgなら5杯分になる。

ところがいま、カフェインの大量摂取による救急搬送が若者に急増している。

最近人気が出ているエナジードリンクの取りすぎが要因となっている。

以下にNHKが取材したデーターがあるので引用紹介する。

参照元NHKクローズアップ現代

いま、カフェインの大量摂取が原因で、救急搬送される若者が急増している。日本中毒学会の調査では5年間で101人が病院に運ばれ、3人が死亡。搬送された人の平均年齢は25歳で、95%がカフェイン入りの錠剤を大量摂取していた。
若者を中心にカフェインを多く含むエナジードリンクが人気を集める一方で、過剰摂取によるリスクは広く知られていないのが実情だ。広がる「カフェイン中毒」の実態と危険性を取材した。

新商品が続々と登場するエナジードリンク。

おしゃれなイメージに加え、成分に含まれる「カフェイン」が眠気を防ぎ、元気になれるとして、若者を中心に人気を集めている。去年(2016年)のエナジードリンク市場は約505億円。飲料全体に占める割合はまだ僅かだが、ここ2年間の売上は15%増と右肩上がりだ。

エナジードリンクで物足りない若者たちの一部は、薬局やネットで簡単に購入できる「カフェイン入り錠剤」に手を伸ばす。ところが過剰摂取の結果、カフェイン中毒で病院に搬送されるケースが急増しているという。

今年7月、日本中毒学会はこうした「カフェイン中毒」の実態を初めて明らかにした。全国38の病院を対象に行った実態調査では、急性カフェイン中毒で救急搬送された患者が5年間で101人、そのうち3人が死亡。症状は吐き気や意識の低下、中には心肺停止状態で運ばれた人もいた。搬送された人の平均年齢は25歳と、圧倒的に若い世代が多いのも特徴である。

なぜ、若者たちは中毒を起こすほどカフェインを摂取してしまうのか。番組取材班は、急性カフェイン中毒になったことがある若者ら2人から話を聞くことができた。

派遣の仕事を複数掛け持ちしているという真中玲さん(仮名・28歳)。
4年前、長時間の仕事を乗り切るため、エナジードリンク3本と栄養ドリンク1本を立て続けに摂取。直後、悪寒や手のしびれなどを感じ、病院に駆け込んだところ「カフェインの中毒症状」と診断された。その後、まとめ飲みはしなくなったが、いまでも仕事でふんばりが必要なときは、ついエナジードリンクに手が伸びるという。

「飲まないと不安になります、やっぱり。飲むと全然違う。できないことができるようになるような、そんな薬じゃないけど、そんな感じがする」(真中さん)

大学生の片瀬望さん(仮名・20歳)は、カフェイン入り錠剤を大量摂取し、病院に搬送された。もともとエナジードリンクのヘビーユーザーだったが、「だんだん効かなくなってきた」という理由から、ネットで購入した海外製のカフェイン入り錠剤を服用。パッケージには「1日3錠まで」と服用の限度が記されていたが、英語表記で文字が小さいこともあり、気付かなかったという。4時間で6錠を服用したところ、緊急搬送される事態になってしまった。

「薬というよりサプリメントに近い認識だったので、あんなことになるというのは、本当に驚いたし、怖かった」(片瀬さん)

今回の日本中毒学会の調査では、病院に搬送された人の9割以上が錠剤を服用していた。服用の理由は、深夜や長時間の労働、受験勉強などさまざまだが、自殺や自傷行為の際にカフェインが使われる事例も少なくないという。

どのくらいのカフェインを摂取すれば中毒に陥るのか

。成人の場合、短時間に「1000ミリグラム以上の摂取」という研究もある。ただ体質によっても個人差があるため一概には言えないという。一方、危険性は大量摂取の場合にとどまらない。薬物依存に詳しい松本俊彦さん (国立精神・神経医療研究センター)は、10代という早い時期からカフェインを体験する「カフェイン体験の早期化」も大きな問題だと語る。

「カフェインがもたらす覚醒効果、目が覚めたり、意欲が出たりする効果は、意外に早く慣れが生じてしまいます。そして、慣れた分を補うためには、量や頻度を増やしてしまう。しかし、心臓や血管に対する毒性は、覚醒効果ほど慣れがありません。量や頻度が増えれば、それだけ体への負担も増すわけですから、さまざまな事故や命に関わる場合もないとはいえません」

また、取材を通して浮かび上がってきたのが、カフェインに頼らざるをえない若者の現状だ。仕事での不安や周囲のプレッシャーに負けないために、「自分に足りない部分を補うもの」としてエナジードリンクを飲む若者もいた。エナジードリンク人気の背景には、職場や学校で生きづらさを抱える若者たちの実態があるともいえる。松本さんは、「人は誰しも、さまざまなプレッシャーの中で、自分のパフォーマンスに不全感を持ちながら生きている。カフェインは、一時的にそういった不全感に夢を与えている。いわば、人の弱みにつけ込んでしまう部分がある」と指摘する。

カフェインはお菓子やコーヒーなど、日常のさまざまな食品に含まれているため、法律で制限するのは難しい。エナジードリンクも医薬品ではないため、用法や用量の表示は義務づけられていない。
、松本さんは「カフェイン入り錠剤に関しては、ある程度の規制ができる」と指摘。1箱当たりの錠剤の数を制限したり、販売時には薬剤師を介入させたりするなど、一度に大量の錠剤が買えない工夫をすることは可能だと話す。

カフェインがより身近になったいま、そのリスクや健康被害を知ること、知らせることは、急務といえる。使い方さえ間違えなければ、カフェインにもたくさんのメリットがある。だからこそ、ただ排除するのではなく、上手に付き合うための正しい知識が必要なのだ。

特に集中的に大量摂取する場合が中毒症状を引き起こす原因になっている。

コーヒーのようにリラックスして時間をかけて飲む場合はそれほどの心配はないようだ。

社会現象が絡む現代病の一つといっても過言ではないようだ。

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