おも舵はスタボード、とり舵はポート

2018/06/26
 
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「人生100年時代突入」という言葉を耳にするようになった。いきなりとは虫のいい話で現在10代の若者に照準を合わせ二人に一人が100歳を迎えるだろうという構想だ既に始まっているとも言われる。早い話が老後が長くなるということで様々な要因で元気に高齢化に向けて「副業・兼業の推進」が社会に取って顕著になっていく。筆者は70代に仲間入りしたが友人から「年寄りの自覚が足りない」と指摘されたことがある。捉えようでどうにでも解釈できるが中身のある年寄を目指すにはチャンスだと思っている。欲深くあと15年をそこそこ生かして戴くと考えるならばまだ青年期である。「人生死ぬまで勉強」と言われるが失敗を伴う貴重な時間だ。これまでの「教育」「勤労」「引退」という3ステージの人生から、「学びながら働く(学生起業)」、「働きながら学ぶ(リカレント教育)」、「複数の仕事や活動を並行して行う(副業・兼業)」、「自身のビジネスを始める(起業)」といった、様々なステージ人生を送るというのが、グラットン氏が言うLIEF SHIFT(ライフシフト)のようである。大いににもがき後世に残せる力を蓄えるために「いっときの恥」をかく道場としてこのブログを成就させたい。目指せエバーグリーンコンテンツ

船の専門用語は船の目的で違うことにあわてふためいた

私は若かりし頃海上自衛隊の船(自衛艦)に乗っていた。

契約満期が近まり進路を決めなければいけなかったが持ち前の好奇心が自衛艦の生活は船乗りの一部、任務が国を守ることが大前提、視点を変えた船に乗りたい。

そんな思いで大型かー・フェリーに応募乗船が決定。

一番驚いたのは英語ができない日本人がいきなりアメリカ本国に行ったような不安に陥いった。

何故なら職務上の言葉がすべて違う。

ついこの間迄「おもーかぁぁじ、とりーかぁぁじ」と言って舵を取っていたのが「ポート、スタボード」に始まって一切が英語。

極めつけは船が入港するとき雨が降ってきたので「雨着持って行ったがいいですか?」と聞くとみんなキョトンとしてる。

「おいデッキブラシ持ってこい」ブラシだろうけどなんか特殊なんだろうウロウロ「早く!目の前にあるだろうが」え、これ棒ずりじゃないの。

出港して間もなく「ボースンローリングが強いですね」「もう直フィンスタビライザー出すから」先輩とボースン(甲板長)の会話。ローリングはわかる横揺れだな、だが横揺れで出すものがあるのか忙しくなるんだ。
ところがいつまで待ってもそのまま「先輩、さっき何か出すって言ってましたが出さなくていいんですか」
「ばかやろうあんなもの人の力でだせるか、もう出てるよ」横揺れ防止の羽をブリッジから操作して出したということだ。
嘘みたいに横揺れが収まった。

君はスカッパーみたいだな

当時食欲旺盛で食べることが唯一の楽しみだった。

ある日キャプテン(船長)が「よく食べるなー君はスカッパーみたいだな」と言われ「ありがとうございます」と言ったら
皆んな大笑い。

後できいてみるとスカッパーとは 甲板の排水孔、デッキ上の水を排水する為の排水口。
早く言うとなんでも吸い込むということだった。

暫くは仕事に入ると用語を翻訳しながら確認するので「遅い!!」と怒られてた。

勿論日常会話にも専門用語が引用される場合もある。その船には若い女性クルー(ここでは簡単にクルーと言ってるが当時は「女性乗組員」と言ってて同僚から何とかしろ笑われてるぞと言われてました。)
現在はどうだか定かではないが当時自衛艦ではは横文字は一切なし全て日本語のみ、戦時中か?と思うくらいだった。

女性クルーの話をしていると「お前は○○ちゃんステディか?」と聞く。舵を握った時当直士官(オフィサー)から指示がステディーとあるとその方位を保持する。
極端に言うと「何があってもその方位」というのがある。
同僚は「○○ちゃん一本か?」と聞いていた訳だ。
ここでも瞬時に理解したつもりが相手にとっては間が長い、挙句の果てには「他に誰なんだ」という話題に進展してしまった。

予想外のつまずきに暫くは緊張でクタクタだった。

参考に舵取りの違いを

面舵       (スタボード)
取り舵      (ポート)
そのまま     (ステディ)
両舷前進全速   (フルアヘッドツーエンジン)
両減舷後進半速  (ハーフアスタンツーエンジン)

と云った具合で言葉の繋がりは全く違う。
学生時代にずば抜けて英語は苦手だったのでこんなとこで苦労しなきゃならない。
英語というのはニュアンスが用語として用いられているように思う。
言葉を聞くとなるほどと感心するのは日常生活でも頻繁にある。

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「人生100年時代突入」という言葉を耳にするようになった。いきなりとは虫のいい話で現在10代の若者に照準を合わせ二人に一人が100歳を迎えるだろうという構想だ既に始まっているとも言われる。早い話が老後が長くなるということで様々な要因で元気に高齢化に向けて「副業・兼業の推進」が社会に取って顕著になっていく。筆者は70代に仲間入りしたが友人から「年寄りの自覚が足りない」と指摘されたことがある。捉えようでどうにでも解釈できるが中身のある年寄を目指すにはチャンスだと思っている。欲深くあと15年をそこそこ生かして戴くと考えるならばまだ青年期である。「人生死ぬまで勉強」と言われるが失敗を伴う貴重な時間だ。これまでの「教育」「勤労」「引退」という3ステージの人生から、「学びながら働く(学生起業)」、「働きながら学ぶ(リカレント教育)」、「複数の仕事や活動を並行して行う(副業・兼業)」、「自身のビジネスを始める(起業)」といった、様々なステージ人生を送るというのが、グラットン氏が言うLIEF SHIFT(ライフシフト)のようである。大いににもがき後世に残せる力を蓄えるために「いっときの恥」をかく道場としてこのブログを成就させたい。目指せエバーグリーンコンテンツ

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