手旗信号でデートの約束

2018/06/25
 
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「人生100年時代突入」という言葉を耳にするようになった。いきなりとは虫のいい話で現在10代の若者に照準を合わせ二人に一人が100歳を迎えるだろうという構想だ既に始まっているとも言われる。早い話が老後が長くなるということで様々な要因で元気に高齢化に向けて「副業・兼業の推進」が社会に取って顕著になっていく。筆者は70代に仲間入りしたが友人から「年寄りの自覚が足りない」と指摘されたことがある。捉えようでどうにでも解釈できるが中身のある年寄を目指すにはチャンスだと思っている。欲深くあと15年をそこそこ生かして戴くと考えるならばまだ青年期である。「人生死ぬまで勉強」と言われるが失敗を伴う貴重な時間だ。これまでの「教育」「勤労」「引退」という3ステージの人生から、「学びながら働く(学生起業)」、「働きながら学ぶ(リカレント教育)」、「複数の仕事や活動を並行して行う(副業・兼業)」、「自身のビジネスを始める(起業)」といった、様々なステージ人生を送るというのが、グラットン氏が言うLIEF SHIFT(ライフシフト)のようである。大いににもがき後世に残せる力を蓄えるために「いっときの恥」をかく道場としてこのブログを成就させたい。目指せエバーグリーンコンテンツ

季節って不思議ですね。今朝頬を撫でる風が心地よいなと感じた時同時に50年前の事が頭に浮かびしっかり思い出した。

50年前は私は水兵さん(海上自衛官)でした。
その日は休日で艦は岸壁に係留されていた。自衛艦は艦を動かすのに必要な人員は必ず残っていた。
接岸中の休日は所定の事以外は休みでテレビを見たりぶらぶら過ごしていた。

航海科員であった私は明日からの訓練に備え海図の準備をするため艦橋(ブリッジ)に登った。
操舵室の両サイドには見張りの為の固定望遠鏡が備えられている。

手旗信号でデートの約束

左舷側に人の気配がするので出てみると航海科の海曹が岸壁を望遠鏡で覗いている。何を見ているのか気になっなり双眼鏡を持ち出し一通り見たけど別段変わったものはない。
海曹の望遠鏡が向く先をしっかりみると岸壁のタンクの所に女性が一人でいる。
胸の前で手を動かしている。海曹の目は双眼鏡に当てたまま両手を振り回している。

咄嗟に気がついた「会話してる」そっと手旗を読むと「コンドノジョウリクハイツデスカ」と聞いている。海曹は「アサッテハヒルカラダイジョウブ」と返してる。

手旗は基本的には右手に赤旗左手に白旗を持ち大きく文字を書いていくのだが胸の前だけで使いこなすのは相当できる。その頃でも実際には手旗を使うことはなくせいぜい航海科員が行き逢う自衛艦同士で私的な会話をするくらいで普段は使わないこの時はお互い望遠鏡を見ながら両手を少し動かすだけで会話をする。

差し障りのないことならば他の人が読んでも問題ないがとてもデートの約束とかはできない。

私が双眼鏡で見ているのに気づいた海曹は「見るな!」「読むな!」と言われたが

「まだ旗持たない信号は読めません」と返した、現実には読めた部分だけで想像はつくので理解はできた。

それにしても手旗で男女が会話する粋なことなんて考えても見なかったのでその女性にあこがれすら抱いた。
当時は全家庭に電話が普及したかしないか位の時だから画期的だと思った。

「かっこいいですね、私よか数段上です」というと
制服で上陸してて声を書けられたらしい「船が好きでいろいろ教えて下さい」ということで付き合いが始まったらしい。手旗は熱心に練習して先輩より上だという書き方早いので緊張すると言っていた。

にしても凄い。

ある日訓練が終わり岸壁に接岸する際向こう岸をみてみると女性がいる。
先輩は舵を握っていたのでこれ幸いに物陰にいき「タダイマ」と送ると「オカエリナサイ」と帰ってきた。
先輩に悪いと思ったので正直に話すと「お前のこと話しといたから大丈夫だ、相手してやれ」だと
先輩は結婚間近で誤解を生みたくないので私に振ってきた。

お別れ

それからというもの入港度に岸壁を見るようになり、デートの約束をしたバスガイドさんで美人で有頂天になっていた私は彼女との通信の為手旗に没頭した。が彼女は私より3歳上で将来を約束した人がいるということで岸壁には来なくなった。

先輩にその事を話すと「逢うは別れの始まりだよ」とキザに言い捨てた。

初めての失恋だった。

手旗の基本

参考に手旗の基本を手旗信号は船と船の連絡に使われていたものだが、海の上に限らず目に見える距離ならどこでも連絡しあえる。和文手旗信号は両手の動作でカタカナの方を示すもので、右手に赤い旗を左手に白い旗を持って信号を送るのだがもし旗がなければ、なにも持たないでも、両手の動作だけで連絡することができるので、マスターすると便利なのだ。

手旗信号の原画

参照:海上自衛隊「手旗でメッセージ」

数字の原画基本になってます。
赤が右手ですのでこちらを向いているということです。

手旗信号参考PDFダウンロード

基本的には上図の原画の組み合わせになっている。
例えばアは9原画と3原画

 

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「人生100年時代突入」という言葉を耳にするようになった。いきなりとは虫のいい話で現在10代の若者に照準を合わせ二人に一人が100歳を迎えるだろうという構想だ既に始まっているとも言われる。早い話が老後が長くなるということで様々な要因で元気に高齢化に向けて「副業・兼業の推進」が社会に取って顕著になっていく。筆者は70代に仲間入りしたが友人から「年寄りの自覚が足りない」と指摘されたことがある。捉えようでどうにでも解釈できるが中身のある年寄を目指すにはチャンスだと思っている。欲深くあと15年をそこそこ生かして戴くと考えるならばまだ青年期である。「人生死ぬまで勉強」と言われるが失敗を伴う貴重な時間だ。これまでの「教育」「勤労」「引退」という3ステージの人生から、「学びながら働く(学生起業)」、「働きながら学ぶ(リカレント教育)」、「複数の仕事や活動を並行して行う(副業・兼業)」、「自身のビジネスを始める(起業)」といった、様々なステージ人生を送るというのが、グラットン氏が言うLIEF SHIFT(ライフシフト)のようである。大いににもがき後世に残せる力を蓄えるために「いっときの恥」をかく道場としてこのブログを成就させたい。目指せエバーグリーンコンテンツ

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